★お子さんがいらっしゃるママさんにはオススメしたいお仕事です。

――貴方の働いている現場について教えて下さい。
私の働いている現場は、京都~大阪間約28.3kmを結ぶ第二京阪道路の橋を架ける大規模な工事をしています。現在事務所は計16名です。
この道路は国道1号線の慢性的な渋滞解消を目的として作られています。また、「緑立つ道」の愛称が付けられいることもあり、道路空間と生活空間の間に「環境施設帯」が設けられ、騒音・振動・大気質の影響を軽減するなど周辺環境に配慮された道路です。


――貴方のお仕事内容について教えて下さい。
現場小口の管理・支払業務、書類の作成・ファイリングやコピー、掲示物の作成、来客応対や電話応対、事務所内の掃除やお弁当の注文・準備などが中心です。


――現場で働きはじめた頃に、戸惑ったことはありましたか?
現場事務というお仕事は初めての経験だったので、どういうことをするのか、建設業のことが全くわからない私に勤まるのか、とても不安でいっぱいでした。また、どちらかというと今までは営業事務やコールセンター勤務をしていたので、電話の応対について指摘されました。「ありがとうございます。○○でございます。」と電話に出ていると、「はい。○○です、でいいですよ」と。丁寧すぎたようです。


――どんな時にやりがいを感じますか?
日々の業務で「ちょっとお願いがあるんだけど・・・」とか「ありがとう」と声をかけてもらったときはもちろんですが、トイレ掃除をしているときに、「たいへんなお仕事ですね。ありがとうございます。」と下請け業者の作業員さんから言われたときは、とてもうれしかったです。また、現場は私の自宅のすぐ近くで、おそらく周辺のことは事務所の中で一番知っているので、監督官さんや作業員さんが体調が悪いときなど、近くの良い病院を教えて と頼られる時もとてもやりがいを感じます。皆さんが現場から戻られ、事務所でコーヒーを飲みながらホッとされているのを見るととてもうれしく、コーヒーは常にスタンバイしています。


――お仕事で大変なこと、苦労していることはありますか?
事務所にいらっしゃるときは皆さんがとても忙しそうに見え、尋ねたいことなどがあってもなかなか話しかけるきっかけがつかめず、困ることがあります。
また、会議の人数が多く、お茶だしは15人ぐらいは当たり前。(もうこのぐらいの人数には慣れてきました。)安全衛生協議会などのときは作業員さんを含め50名を超えるので、さすがにそのときはペットボトルのお茶を買いに走ります。


――あなたが考える現場事務の魅力とは?
地図に残るような大きな建設物の建設過程を間近で見ていられることと、それに携わることができることが何よりの魅力だと思います。また、仕事の範囲は幅広く、事務というよりもサービス業に近い感じで、いろいろなことが経験できます。


――現場であった面白いエピソードを教えて下さい。
面白いと言ったら怒られるでしょうが・・・所長が「胃が痛い」と言っていたら実は盲腸で、急遽入院・手術することになり、病院に付き添ったとき別人のように弱気な所長の顔を見たことでしょうか・・・


――これから現場事務を始める方へのメッセージをお願いします。
私は仕事と子育て・家事を両立できるようにこの仕事を選んだのですが、小さいお子さんがいらっしゃるママさんにぜひおすすめしたい仕事です。もちろん忙しいときも有りますが、順序だてと工夫しだいで残業をしなくても十分にこなせます。また、監督員さんや作業員さんは遠方から単身赴任で来られている方がほとんどなので、地元の人間がとても重宝がられます。知らない土地での生活は不安と寂しさもあるでしょうから。また、買出しに行くことも多いのですが、地元の地理感覚があるととても便利で効率よくできます。現場の「おかん」として皆さんのお世話をさせていただく毎日はとても充実しています。

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